(一社)全国牛乳流通改善協会
優秀賞
西京都ミルクセンター
代表者堀池 洋志氏
店数 | 冷蔵庫 | 冷凍庫 | 自販機 | ||
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本店 | 1店 | 1.5坪 | 1坪 | ー | |
支店 | 2店 | 3坪 | 2坪 | ー |
保冷車 | 冷蔵車 | 軽トラック | ライトバン | 二輪車等 その他 |
持込車 |
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ー | ー | ー | 4台 | ー | 1台 |
経営者 | 家族従業員 | 専従従業員 | パート アルバイト |
合計 | |
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男性 | 1人 | ー | 2人 | 7人 | 10人 |
女性 | ー | ー | 2人 | 1人 | 3人 |
合計 | 1人 | ー | 4人 | 8人 | 13人 |
商品分類 | 前年比 | 構成比 | |
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牛乳関連 | 普通牛乳 | 174.3 | 97.5 |
加工乳 | |||
LL牛乳 | |||
乳飲料 | |||
ヨーグルト | |||
その他宅配商品 | 1971.4 | 2.5 | |
牛乳関連合計 | 178.4 | 100 | |
宅配卸以外の売上計 | ー | ー | |
合計 | 178.4 | 100.0 |
業態 | 前年比 | 構成比 |
---|---|---|
宅配 | 178.4 | 100.0 |
卸(小売) | ー | ー |
自販機 | ー | ー |
集団 | ー | ー |
その他 | ー | ー |
合計 | 178.4 | 100.0 |
商品分類 | 前年比 | 構成比 | |
---|---|---|---|
牛乳関連 | 普通牛乳 | 98.5 | 98.5 |
加工乳 | |||
LL牛乳 | |||
乳飲料 | |||
ヨーグルト | |||
その他宅配商品 | 2050.0 | 1.5 | |
牛乳関連合計 | 177.5 | 100.0 | |
粗利益率 | 49.5 | ー |
配達 時間帯 |
コース数 | 集金方法(軒) | 日均 本数 |
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毎日 | 週3 | 週2 | 週1 | 他 | 訪問 | 振込 CVS |
引落 | 袋 | キャッシュレス | 合計 | ||
早朝 | 3 | 13 | 50 | 700 | 300 | 150 | 1200 | 1050本 | ||||
午前 | ||||||||||||
午後 | ||||||||||||
夜間 | ||||||||||||
その他 | ||||||||||||
合計 | 3 | 13 | 50 | 700 | 300 | 150 | 1200 |
経営理念にこの3つを掲げており、全スタッフが感謝の気持ちを持ち続けて「創造」する仕事に「責任」を持って「挑戦」し続けることをミッションにしている。
経営理念とミッションについては、事務所内に掲示してあり、全スタッフの拠り所となっている。
お客様から問い合わせなどをいただいた際には、代表が1人1人自筆で感謝のメッセージなどを書いて届けている。
宅配契約時には「御礼」として、豆腐をプレゼント、また、年末にはカレンダー、配達ミスなどあった時などはお詫びと共に食器洗いのスポンジなど生活必需品をプレゼントし、お客様の顧客満足度を向上させている。
メーカーと連携し、お客様向けのLINEアプリを導入し、休止や本数変更などのお客様サービスの効率化及び情報発信の強化につなげている。
配達時に普段と異なる様子があった際には事務所に連絡する体制をとっている他、必要に応じてお客様への声掛けを積極的に行っている。
これまで、取り忘れがあったことにより、不審に感じ、警察へ連絡したことで、3人の方の安否確認をすることができた。
協力会社により、地域の量販店や酒の量販店、道の駅などで試飲イベントを行い、顧客開拓を積極的に行っており、月に25~30件の成約につながっている。
また、健康を意識したお客様が成約につながりやすいことから、スポーツジム等のロケ先を開拓し、骨強度測定を活用した試飲イベントなども実施している。
イベント開催時には代表自らが実施前後のイベント会場に顔を出し、イベントスタッフとコミュニケーションをとっている。
そこでは、該店の想いや会社の方針などを説明し、外注のスタッフであっても、該店のスタッフと同様に接することで、該店の想いをお客様につなげる努力を行っている。
これらの取り組みにより安定した獲得本数に繋げている。
手集金や袋集金のお客様に対し、口座振替への切替促進キャンペーンを実施した。特に袋集金はトラブルが多くなり、手集金も時間的に不在のお客様も多いことから、これまで、約400件近くあった手集金のお客様が50件まで減少し、集金の効率化を図ることができた。
現在は、クレジットカードの導入を準備し、お客様の利便性を拡大する予定である。
賞味期限の長いヨーグルトの獲得比率を向上させることで、週1回の配達への移行を進めている。該店の場合は、ダブルワークをしているスタッフも多いことから、週1の配達にすることで、突然のスタッフの休みによるスタッフ不足になることもなく、スムーズな配達業務ができている。
該店の別事業である新聞の顧客に向けて、宅配商品を紹介している。新聞の顧客は高齢者が多いことから、健康に関心が高く、サンプルを希望したお客様に対して商品説明を行い新聞に追加で森永の宅配商品の契約に繋げている。
折り込み広告は反応が2%、ポスティングは0.5%であり、ポスティングより効果が高い。
近隣の新聞販売店約30店舗と合同で、新聞顧客への豆腐の販売を実施し、大きな売上拡大につながった。その際に、豆腐を購入していただいた方は、リピーターとなっている。
従業者満足(ES)と顧客満足(CS)を重視が成長のカギであると、従業員及び顧客とのコミュニケーションを積極的にとり、満足度を向上していることが非常によくわかる店舗であった。
訪問時にも従業員の方の接客は素晴らしく、また、仕事の的確性、スピードには驚かされた。
経営理念やミッションなども明文化され、掲示されていることが従業員へのモチベーションにもつながっていることが分かる。
代表は、新聞販売店は専売があるが、牛乳販売店は専売がないため、どれだけでも拡大できると今後も廃業店などは積極的に引き継ぎ経営拡大を行っていく意向があり、地域を牽引する牛乳販売店としての期待は大きい。