(一社)全国牛乳流通改善協会
最優秀賞
株式会社小針乳業
代表者小林 正明氏
| 店数 | 冷蔵庫 | 冷凍庫 | 自販機 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 本店 | 1店 | 50坪 | 15坪 | 1台 | |
| 支店 | 4店 | 15坪 | 5坪 | ー | |
| 内訳 | 熊谷店 | ー | 6坪 | 1.5坪 | ー |
| 伊勢崎店 | 6坪 | 2坪 | ー | ||
| 新座店 | 3坪 | 1.5坪 | ー | ||
| 志木店 | ー | ー | ー | ||
| 保冷車 | 冷蔵車 | 軽トラック | ライトバン | 二輪車等 その他 |
持込車 |
|---|---|---|---|---|---|
| ー | ー | ー | 21台 | 5台 | 52台 |
| 経営者 | 家族従業員 | 専従従業員 | パート アルバイト |
合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 男性 | 1人 | ー | 7人 | 21人 | 29人 |
| 女性 | ー | 1人 | 7人 | 11人 | 19人 |
| 合計 | 1人 | 1人 | 14人 | 32人 | 48人 |
| 商品分類 | 前年比 | 構成比 | |
|---|---|---|---|
| 牛乳関連 | 普通牛乳 | 111.5 | 76.4 |
| 加工乳 | |||
| LL牛乳 | |||
| 乳飲料 | |||
| ヨーグルト | |||
| その他宅配商品 | 122.4 | 2.1 | |
| 牛乳関連合計 | 111.8 | 78.5 | |
| 宅配卸以外の売上計 | 82.8 | 21.5 | |
| 合計 | 103.9 | 100.0 | |
| 業態 | 前年比 | 構成比 |
|---|---|---|
| 宅配 | 111.8 | 77.6 |
| 卸(小売) | 100.0 | ー |
| 自販機 | 111.3 | 0.8 |
| 集団 | ー | ー |
| その他 | 82.8 | 21.5 |
| 合計 | 103.9 | 100.0 |
| 商品分類 | 前年比 | 構成比 | |
|---|---|---|---|
| 牛乳関連 | 普通牛乳 | 110.9 | 95.4 |
| 加工乳 | |||
| LL牛乳 | |||
| 乳飲料 | |||
| ヨーグルト | |||
| その他宅配商品 | 109.7 | 4.6 | |
| 牛乳関連合計 | 110.9 | 100.0 | |
| 粗利益率 | 47.7 | ー | |
| 配達 時間帯 |
コース数 | 集金方法(軒) | 日均 本数 |
|||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 毎日 | 週3 | 週2 | 週1 | 他 | 訪問 | 振込 CVS |
引落 | 袋 | キャッシュレス | 合計 | ||
| 早朝 | 48 | 13 | 3366 | 3151 | 1299 | 7829 | 7094本 | |||||
| 午前 | 16 | |||||||||||
| 午後 | ||||||||||||
| 夜間 | ||||||||||||
| その他 | 1 | |||||||||||
| 合計 | 65 | 13 | 3366 | 3151 | 1299 | 7829 | ||||||
お客様のご要望をできる限り優先し、「健康」「便利」をテーマとして満足度の向上を目的とします。宅配サービスの継続的な改善をし、市場の変化に対応したワンランク上の街の牛乳屋さんを目指します。
該店は、ショッピングモールでの大規模な健康イベントや楽天でのネット通販等、積極的な開拓営業によって業績を大きく拡大してきた。特に、健康イベントで“毎日飲む必要性”をしっかり伝え、週7本以上を条件に契約している点は秀逸である。真の顧客第一とは「顧客の言うことは何でも聞く」ということではなく、顧客にとって何がベストかを考え、提案することである。こうした顧客と向き合う姿勢は、他の販売店においても参考にすべき点と言える。
一方、ネット通販へのチャレンジは、既存の牛乳販売店の枠を超えた発想につながり、直接的な売上貢献以上の価値を生み出している。たとえば、週1回配達の徹底、また場合によっては2週に1回の配達を勧めるなど、既存の販売店には無かった発想により効率化を図っている。また、訪問集金の場合は手数料を徴収するなど、一定のサービスの域を超える要望に対しては有償で対応する方針を徹底している。これも既存の牛乳販売店の“当たり前”を覆すやり方・考え方であると言えるだろう。
代表の小林氏からは、「牛乳販売店のあり方を変えていきたい!」という言葉があった。牛乳販売店が持つ良い部分を残しながらも、新たな時代に合わせて変えていくべき部分、チャレンジしていくべき部分は確かにある。既存の販売店の枠を超えた該店の取り組みが、今後新たな販売店のモデルになる可能性を大いに感じた。該店の今後のチャレンジに期待したい。