(一社)全国牛乳流通改善協会
優秀賞
森永太宰府ミルクセンター
代表者福井 正登氏
店数 | 冷蔵庫 | 冷凍庫 | 自販機 | ショーケース | |
---|---|---|---|---|---|
本店 | 1店 | 2坪 | 1坪 | ー | ー |
保冷車 | 冷蔵車 | 軽トラック | ライトバン | その他 | 持込車 |
---|---|---|---|---|---|
ー | ー | ー | 1台 | ー | 10台 |
経営者 | 家族従業員 | 専従従業員 | パート アルバイト |
合計 | |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 1人 | ー | ー | 8人 | 9人 |
女性 | ー | 1人 | ー | 3人 | 4人 |
合計 | 1人 | 1人 | ー | 11人 | 13人 |
商品分類 | 前年比 | 構成比 | |
---|---|---|---|
牛乳関連 | 普通牛乳 | 95.8 | 92.3 |
加工乳 | |||
LL牛乳 | |||
乳飲料 | |||
ヨーグルト | |||
その他宅配商品 | 93.7 | 7.7 | |
牛乳関連合計 | 95.7 | 100.0 | |
宅配卸以外の売上計 | 0.0 | 0.0 | |
合計 | 95.7 | 100.0 |
業態 | 前年比 | 構成比 |
---|---|---|
宅配 | 95.7 | 100.0 |
卸(小売) | 0 | 0 |
自販機 | 0 | 0 |
集団 | 0 | 0 |
その他 | 0 | 0 |
合計 | 95.7 | 100.0 |
商品分類 | 前年比 | 構成比 | |
---|---|---|---|
牛乳関連 | 普通牛乳 | 101.0 | 97.5 |
加工乳 | |||
LL牛乳 | |||
乳飲料 | |||
ヨーグルト | |||
その他宅配商品 | 56.9 | 2.5 | |
牛乳関連合計 | 99.1 | 100.0 | |
粗利益率 | 49.1 |
配達 時間帯 |
コース数 | 集金方法(軒) | 日均 本数 |
|||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
毎日 | 週3 | 週2 | 週1 | 他 | 訪問 | 振込 CVS |
引落 | 袋 | 他 | 合計 | ||
早朝 | 13 | 448 | 832 | 1280 | 981本 | |||||||
午前 | ||||||||||||
午後 | ||||||||||||
夜間 | ||||||||||||
その他 | ||||||||||||
合計 | 13 | 448 | 832 | 1280 |
商圏内人口 約71,140人 世帯数 約32,419世帯
【地域の皆様に健康と笑顔をお届けする】
近い将来に事業承継を考えており、気持ちよく引き継いでもらうために魅力溢れる店舗を目指して、利益率の向上に取り組んでいる。後継候補は姪の婿で既に承継の承諾は得ているが、現在はサラリーマンであるということもあり、将来にわたって後悔させないように販売店としての魅力向上のため収益改善に着手した。
該店は、代表者が化粧品販売店として設立した(有)システム環が原型である。その翌年、牛乳販売店の募集に応募して牛乳販売の営業を開始したもので、昨年で25年間にわたって築き上げた会社である。素人から牛乳販売店へ、そして利益の少ないコンビニBOXでの販売からの撤退等苦労が多かったものと推察される。そして近年ではその苦労が後継者の選定へと続くのである。幸いに姪の旦那さんが承継することで決まったとのことで、一安心かと思えるが、気持ちよく引き継いでもらうためには利益率の向上が欠かせないことに気づいた。そのために各種の努力を重ねているが、その成果が着々と顕れつつある。
利益率の向上にはムダを省き、その上に売り上げの拡大も必要ということで、以前は該店の社員が販売促進に取り組んできたが、期待したほどの成果は上げられなかった。そのため並行して実施していた拡販専門店の活用を拡大して拡販に対処することにした。現在では、該店の社員による拡販営業は中止しており、専門店の拡販に依存しているが、現状のコロナ禍においてもほぼ順調に成果を上げている。
顧客とのコミュニケーション活動では、お楽しみカードによるポイント制度を実施している。商品の引換は最低10点からとしており、早い段階で引換ができるので好評を得ている。また、「何でも連絡カード」も有効に利用できている。
地域貢献では、イベント行事等に参加し骨強度測定会や健康相談などを実施している。また、学校職員向けの職域宅配を強化している。地域貢献の一環とも考えて特別価格で販売しているので利益は少ないが、今後とも引き続き実施していく予定である。品質管理面では保冷車、冷蔵車を保有していないが温度管理を徹底している。
従業員教育では、マニュアルの作成、定期的な勉強会の実施とこれからの社業発展に向けて各種の対策を実施している。
2024年に予定されている事業承継がスムーズに、そして無事に行われることを祈念しておきたい。